「レイニーデイ」

疲れ果てた空を
流れる風はずっと
その身に雲を乗せて
恵みを降らせていた

あぁ、時代はまた
命の糸を紡いで
明日旅立つ者
その魂を解き放つ

怒りに震えている
火のついた心と
怯えて震えている
行き場のない心

遠い空の下
知らぬ振りもできるけど
顔そむけたまま
越えることなど・・・

書かれている言葉君の声に
答えるために遠い昔
壊れていく未来
見つめていた
憐れみ深き聖き人の涙

大河の流れさえ
一粒の雨から

ずっとそばにいて
分かり合えたらいいけど
顔そむけたまま
越えることなど・・・

誰かこの震えを
止めてくれないか
確かな事実も信じきれない
悲しみは無言で
すり抜けていく
これ以上何を
許していくのだろう?

疲れ果てた空を
流れる風はずっと
その身に雲を乗せて
恵みを降らせていた

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